1000枚のトースト

ささやかな日常をしとやかにシタタカに綴ります

どうぞお好きなように

オットットに何かお伺いを立てると、「お好きなようにどうぞ」という返答がくる。

○○が欲しい。○○へ行きたい。○○を買います…などなど。ほとんどは「お好きなように」と言ってもらえる。

ところが、ワタシが「自分のゴルフセットを断捨離したい(ゴルフをやめたい)」という申し出をした時だけは「お好きなように」させてもらえない。

なぜならワタシはオットットにとって大事なゴルフ要員だから。

オットットの1番の趣味はゴルフなのだ。

一方ワタシはそれほど好きではない。

 

ゴルフって1人じゃできないし(ワタシは単独行動が好き)、早起きしてゴルフ場へ向かって最初のホールでティショット打つまでのなんとも表現し難い緊張が心臓に悪いし(そんでもって100%便秘になっている)、春は虫がやたら多いし(虫!大嫌いなんじゃっ!)、夏は熱中症怖いし、日焼けしたくないし、途中で雨なんか降り出したら最悪だ。

 

でも、このままオットットと共に生活してゆくためには、ゴルフに対する自分の捉え方を変えて、彼に合わせてゆく必要があるのではないかと最近思いはじめている。

普段はテンション低くめのオットット

どういうスイッチが入るのか、ゴルフの前日からとっても機嫌が良くなる。

テンション高めでコチラがイラっとするほど。いい年してはしゃいでいる。異常に早起きしちゃったり、ウェアのコーディネートまで相談してくる。

コチラとしてはそういう彼を利用しない手はない。

そこで最近実践しているのが…

◎普段頼まないような家事をジャンジャン手伝わせる。猫のトイレ掃除やお世話をちょっと上から目線で指示する。

◎内緒で買ったモノをサラッとお披露目する。

◎普段却下されそうなちょっと無理なお願いをする。

◎普段ならムッとされてしまうようなちょっとした弄りを絶妙な匙加減でグイグイ仕掛ける。

 

こうしてワタシは「お好きなように」させてもらえない案件に耐えている。