「m」は誘われてとりあえず入ってみたものの、つまらなくて止めた。
繋がりたくないヒトと繋がってしまう感じが嫌だった。
案の定、廃れた。
「t」は違うなと思って手を出さなかった。
「F」は最初から検討する気も起きなかった。オープンなようでそうでもないところが嫌だった。
「猫ブログ」にチャレンジしたこともあったが、愛猫とのお別れがきっかけで書けなくなった。
愛猫の姿を撮ろうとちょっと良いカメラを買い、性懲りもなく「I」を始めた。
一眼レフの画像をパソコンやスマホに取り込む作業が面倒になり挫折した。
猫達をカメラ嫌いにしてしまった。
レンズを向けると「撮るニャ!」と言われる。
可愛い猫さん、美しい写真は世の中に溢れているので、それを眺めていればよい話ではないか。
愛猫を愛でる時間を減らしてまで更新するのは本末転倒ってものだ。
「ネットワーク」という単語が苦手だ。
以前、「ネットワーク·ビジネス」的な誘いで苦労したことがあるので、その単語に拒絶反応を示してしまうのだ。
びっしりと張り巡らされたネットワークの小さな隙間をふわふわ漂う「塵」みたいな存在で充分だ。
現実社会の中でも、ネットの中でも。
あ…ここでも寅さんだ。