キッちゃんを見送ってから、弟分のレオの様子がおかしい。
レオは15才のオッサン猫なのだが、元々とても甘えん防である。
抱っこ大好き、お留守番大嫌い、永遠の末っ子気質である。猫というよりは少し犬に近い性格なのだ。
キリくんとは仲良しでじゃれ合ったり、くっついて寝てたりしていたものだった。
キリくんが弱ってきた時は遠巻きに心配そうに見ていた。
キリくんが小さな骨壷に収まって戻ってきてから、鳴きながら探すようになってしまった。
声も涸れてハスキーヴォイスになってきている。
最近はやっと状況を受け入れたのか、キリくんを探すことはしないのだが、起きている時は誰かが傍に居ないと寂しがるようになっている。
「分離不安症」ってヤツかな。
そんなこんなで毎夜レオとぴったりくっついて寝ている。
早く涼しくなって欲しいものだ。