1000枚のトースト

ささやかな日常をしとやかにシタタカに綴ります

サイフォンでコーヒー

3年前まで朝のコーヒーはサイフォンで淹れていた。

コロナの影響で燃料用アルコールが品薄になったのをきっかけにペーパードリップ式になっていた。

サイフォンの道具一式はキッチンの棚の奥へ。

「いつかまたサイフォンを使ってコーヒーを淹れよう」「もっと気持ちと時間に余裕が出たら…」

ある日ふと「いつか…」って「いつ?」という疑問が湧いてきた。

よし今日からまたサイフォンを使うぞ。

いつも豆を買いに行くお店で「サイフォン用に挽いてください」と言ったら、店長さんちょっと嬉しそうにしていたな。

朝のキッチンは相変わらずぐちゃぐちゃではあるが、そんな中でコポコポとサイフォンが仕事をしている様は中々良いものである。

ゆとりがあるからサイフォンでコーヒー…ではなく、サイフォンでコーヒーを淹れることがゆとりを生むってことなのね。

断捨離でよく耳にする言葉「いつか使う(着る)のいつかは一生来ない」…。

今回はちょっと逆らってみましたぞ。