ここ数年、従兄弟から新米が届くようになった。
二種類、それぞれ5キロずつ。
これがとても嬉しい。
ひとつは「ひとめぼれ」、そしてもうひとつは「ササニシキ」だ。
ササニシキほど美味しいお米はないと思う。
とてもデリケートな品種なのでつくり手の農家さんも減ってきていると聞く。
そのササニシキ、今年はやはり(暑過ぎる)天候のせいで品質は良く無かったとのこと。
早速炊いてみる。
確かに色、艶は他の品種に劣る。今年はまあしょうがないなと感じる。
さて味はどうだろう…。
炊きたてはもちろん、冷めても美味しい。
甘さと香ばしさが絶妙である。
おかずを選ばない…むしろ無くてもよいくらい、味は最高である。
シンプルで嫌味がなく、媚びていない。
やっぱりササニシキだ。
幸せな秋である。