1000枚のトースト

ささやかな日常をしとやかにシタタカに綴ります

レッカー車に乗る

愛車のタイヤがパンクした。

走行中に異物を踏んだらしい。

レッカー車でディラーまで運んでもらうことになった。

レッカー移動の時、車の持ち主はレッカー車には同乗出来ないらしいのだが、特別に乗せてもらえることになった。

レッカー車担当のお兄さん、約束ぴったりの時間に颯爽と現れた。

挨拶をして書類にサインをしていると

「カラオケとかよく行かれます?」

「いやぁ〜ハスキーな良い声なのでカラオケ行かれるのかと…」

この兄さん、何を言ってるのだ?

愛車のパンクで、こちらは凹んでいるんだぞ。

「レッカー移動の記念写真撮ります?」って聞かれたけれど、そんな気分になれない。

ワタシは林家パー子じゃないんだよ。

レッカー車の助手席によじ登り出発。

当然のことだが見晴らしが良い。

振り返れば愛車がコチラを見ている。

やっぱりワタシの◎◆子ちゃん(愛車の愛称)は可愛い。特に「顔」が好き。この車にしてホントに良かった。ボディーカラーも正解だったなぁ。

なんて気分がいいのだろう。

やたらノリがいいレッカー兄さんと会話をしながらディーラーに到着。

気がつけばパンクで凹んでた気持ちは何処へやら。

気分もあがってきたぞ。

記念写真、撮っておけばよかったかな。