ヘソクリを定期貯金に預けようと郵便局へ出かけた。
簡単に済むと思っていたのに、2〜3分お時間ありますか?と聞かれ、ついあると応えてしまった。
時間の余裕があっても急いでいると応えればよかった。
担当の人の「お若くていらっしゃるので…」という言葉に気を良くしたワタシも悪い。
気がつけば30分もオススメ保険の説明を受け、見積もりまで作成されてしまった。
その時点で保険の契約をするつもりになっていた。
少し頭を冷して考えたくなったので契約は翌日にと約束し帰宅した。
その際、担当の人が発したひと言が耳に残った。
「受取人を何方にするか考えてきてくださいね」。
確かにおトクなようではあるが何故かモヤモヤするぞ。
原因を考えてみた。
ワタシのヘソクリなのにワタシが死んだら保険金を受取るのはオットットだ。
オットットにワタシのヘソクリを遺すことになる。
ワタシの場合は契約後3年程で解約返戻金は元金を上回るとは言うけれど、やはり保険と預金は別物だ。
解約を前提に保険の契約をするってどうなのさ。
保険ならとっくに入っているではないか。
その保険も今後どうしようか昨年あたりから考えていたところだ。
お金は生きているうちにほぼ使いきると心に誓ったばかりだ。
冷静に考え直し、予定通り、最近ちょっぴり金利が上がった定期貯金に預けてきた。
ちょっと遠回りしたけど、スッキリした。