アンティーク家具が好きだ。
ダイニングチェアは英国アンティークの1930年代の物を使っていた。
我が家に迎えてから15年間愛用してきた。
最近、オットットが使っている椅子の座面が軋むようになった。
近くの家具屋さんへ持ち込み、相談したところ一言「寿命」とのこと。
ショック。
自分の中ではアンティークは一生モノ、百年使われてきたのだから、この先の百年も使える…ような気がしていた。
毎日使っていたけれど、特別丁寧な扱いをしてはこなかった。
引っ越しも多かったし、紫外線や乾燥への気配りも足りなかった。
そうか、アンティーク家具は「お肌」と同じように大切にしなくちゃいけないってことだったのね。
さて、どうしたものか…。
百年使われてきたものだけにこの椅子が背負っているものは大きい。
この先の処遇を決めるのは責任重大だ。