オットットが珍しく自らある女性に声をかけていた。
相手の女性は最初オットットのことが誰だか分からなかったようで、オットットが名乗った後も「?」がいっぱい。
なんとか思い出してもらったようでお互いの近況を報告しあって別れた。
どうやら40年ぶりの偶然の再会だったようだ。
オットットはその女性のことを店の中で食事している時から気づいていたとのことだった。
女性のとある部分に特徴がありすぐわかったという。
それはそれでちょっと失礼でなんだか悲しいが、向こうはオットットの変貌振りに相当驚いたに違いない。
オットットの後ろに立つワタシの姿をチラっと確認、このヒトに尻に敷かれこんなオジイさんになってしまったのね…と思っただろう。
もう二度と会うことはないだろうから別に構わないけどね。