1000枚のトースト

ささやかな日常をしとやかにシタタカに綴ります

2匹の白い猫

17年前、2匹の白い猫を迎えた時の事を綴っておく。

当時3匹の猫と暮していた。

かかりつけのM動物病院は2階が住居、1階が病院になっていた。

医院長も動物好き(当然だが)で、院内に暮らすシッポ達が自由に過していてとても雰囲気が良かった。

ある日、M動物病院から突然電話があった。

猫を引き取ってくれませんか?という内容だった。

M動物病院の玄関先にキャリーバックがポツンと置かれていた。中には2匹の白い猫。

元飼い主の手紙が添えられており、飼えなくなった事情、保健所へ持ち込むのは忍びなくやむを得ずM動物病院に託すことにした旨が綴られていた。

できれば2匹、無理なら1匹でもいいので引き取って欲しい。それが可能であれば猫達の病院代等は終生当院で負担しますとまでいう。

医院長直々の電話、その手紙のコピーまでわざわざFAXで送ってきた。猛アピールだ。

しかし即答は出来なかった。オットットと何度も話合いを重ねた。動物病院へ出向き猫達にも会ってみた。なかなか結論が出ない。

ある日、オットットが突然「引き取る」と言い出した。しかも「引き取るなら2匹!」

ワタシもかなり猫達に心惹かれていたので従った。

「何故、我が家に白羽の矢が立ったのか?」

医院長に尋ねた。

旦那さん(オットット)の猫への接し方にこのヒトなら安心できると思ったからとの応えだった。

ふぅ〜ん。そうかなぁ…。

この猫達のことについてはもう少し書きたい。

トゥービーコンティニュー♫