1000枚のトースト

ささやかな日常をしとやかにシタタカに綴ります

嬉しくない割引カード

スニーカーを買いに出かけた。

お店の入口には○○で△%割引なる旗が掲げてある。しかも割引には数パターンあり、何をどう使えば最もお得なのか分かりにくい。

そういう時は会計の時に店員さんに聞けばよいし、どっちみち数百円の違い。

割引なんかに惑わされず心から欲しいモノを

買うつもりで店の中へ。

店内を物色していると店員さんが声をかけてきた。

「失礼ですが年齢は○■才以上でいらっしゃいますか?」

「○■才以上の方は本日迄10%割引です。この割引カードをお使いください」

確かに○■才以上である。

○■才+2才だ。

オーバー○■才に「確実」に見えていたということでもある。

いざ会計で使おうとすると、買おうとした特別割引商品には使えないと言う。

免許証を提示し年齢確認された上受け取ったブルーの割引カード。

手元にはそれだけが残った。

次に靴を買う時はこのお店以外のところへ行こう。